※本記事はアフィリエイト広告を含みます
税理士の費用相場と選び方|顧問料・確定申告依頼の料金目安と自分でやるか依頼するかの判断【2026年】
「税理士に頼むと、いったいいくらかかるのか」。費用の見通しが立たないまま相談に踏み出せない方は少なくありません。税理士の費用は、契約の形(毎月の顧問契約か、確定申告だけのスポットか)や、事業の規模、記帳を自分でやるかどうかで大きく変わります。この記事では、顧問料・確定申告依頼・記帳代行の費用相場を目安として整理したうえで、税理士に依頼すべきケースと会計ソフトで自分でやれるケースの線引き、そして失敗しない探し方までをまとめます。読み終えるころには、自分の場合はいくらくらいか、そもそも依頼すべきかの判断軸が持てるはずです。
本記事の費用はあくまで一般的な目安です。税理士報酬には公的な基準がなく、事務所ごとに料金体系が異なります。また税制や各種制度は改定される場合があります。実際の金額や最新の制度は、必ず見積もりの取得と国税庁・お近くの税理士など専門家への確認をお願いします。
税理士の費用は「3つの形」で考える
税理士への支払いは、大きく次の3パターンに分かれます。まずこの違いを押さえると、料金表が一気に読みやすくなります。
- 顧問契約:毎月の相談・記帳チェック・節税アドバイスなどを継続的に受け、月額料金を払う形。決算や確定申告は別料金(決算料・申告料)になることが多い。
- スポット依頼:確定申告だけ、決算だけ、といった単発の依頼。月額は発生せず、その作業に対して一括で払う。
- 記帳代行:日々の取引を会計データに入力する作業を代わりにやってもらうオプション。顧問契約に追加する形が一般的。
「顧問料が安い」と思っても決算料が別だったり、記帳代行が含まれていなかったりするので、必ず合計でいくらかを確認するのが鉄則です。
費用相場の目安(比較表)
以下は各種調査・税理士事務所の公開料金をもとにした、おおまかな目安です。金額は事務所や条件で前後するため、あくまで出発点としてご覧ください。
| 依頼の種類 | 対象 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 顧問契約(月額) | 個人事業主・フリーランス | 月1万〜3万円程度 |
| 顧問契約(月額) | 中小法人 | 月3万〜5万円程度 |
| 確定申告のみ(スポット) | 個人事業主・フリーランス | 7万〜15万円程度 |
| 決算申告(顧問契約に付随) | 法人 | 顧問料の4〜6か月分が目安 |
| 記帳代行(オプション) | 個人・法人 | 月5,000円〜3万円程度 |
確定申告だけのスポット依頼は、帳簿が整っているか、医療費控除など簡単な内容か、不動産所得や事業所得が絡む複雑な内容かで金額が変わります。記帳代行は仕訳数(取引の件数)に応じて増えるのが一般的です。
なぜ費用が変わるのか|3つの要因
同じ「税理士費用」でも、金額が倍近く違うことは珍しくありません。主な要因は次の3つです。
- 売上規模:年商が大きいほど、扱う取引や申告の手間が増え、顧問料も上がります。年商1,000万円以下と数千万円規模では、月額で1万円以上差が出ることもあります。
- 記帳の有無:自分で会計ソフトに入力して帳簿を渡せば顧問料は抑えられますが、入力ごと丸投げ(記帳代行)にすると、その分が上乗せされます。
- 訪問・面談の頻度:毎月の訪問を希望すると、年1回の面談だけの場合に比べて年間で十数万円ほど高くなる傾向があります。オンライン面談中心にすると費用を抑えられることも多いです。
つまり「自分でどこまでやるか」で費用は大きくコントロールできます。記帳を自分でやるだけでも、年間の支払いはかなり変わってきます。
税理士に依頼すべきケース/自分でやれるケース
ここが一番の判断どころです。すべての人に税理士が必要なわけではありません。逆に、頼んだ方が結果的に得をする場面もあります。
税理士に依頼を検討したいケースの一例:
- 法人化している、または法人化を予定している(法人の申告は複雑で、自力は負担が大きい)
- 売上が伸びて消費税の課税事業者になった、インボイス対応で迷っている
- 不動産所得・複数事業など、申告内容が複雑
- 税務調査の連絡が来た、相続が絡むなど専門判断が必要
- 本業が忙しく、経理に割く時間を事業に回したい
会計ソフトで自分でやれるケースの一例:
- 個人事業主・フリーランスで、取引件数がそれほど多くない
- 売上規模が小さく、申告内容がシンプル
- コストをできるだけ抑えたい開業初期
自分でやる場合は、クラウド会計ソフトを使うと、銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込み、確定申告書まで作成できます。代表的な選択肢として、freeeで自分の経理を試してみる、確定申告用途ならマネーフォワード クラウド確定申告を見てみるがあります。どちらも無料で試せる範囲があるので、まず触れてみて「自力でいけそうか」を体感してから決めるのが現実的です。判断の詳しい線引きは、経理を外注すべきか自社でやるかの比較もあわせてご覧ください。
なお、ひとりで事業を回している方の経理体制づくりはひとり社長・個人事業主の経理ガイド、確定申告そのものの進め方は個人事業主の確定申告のやり方で詳しく解説しています。
税理士の探し方|失敗しない進め方
費用感がつかめたら、次は相性の良い税理士を探す段階です。次の順で進めると、ミスマッチを減らせます。
- 目的を整理する:顧問でずっと見てほしいのか、今回の確定申告だけか。これで探す相手が変わります。
- 複数から見積もりを取る:最低2〜3か所に、同じ条件(売上・記帳の有無・訪問頻度)を伝えて比較します。条件を揃えないと金額を比べられません。
- 「料金に何が含まれるか」を確認する:決算料や記帳代行が別かどうか、年間の合計はいくらかを必ず聞きます。
- 自分の業種への理解を確認する:同業の顧問先がいるかは、的確なアドバイスを受けられるかに直結します。
- 連絡の取りやすさを確認する:質問への返信スピードや、オンライン対応の可否も長く付き合ううえで重要です。
税理士紹介サービスや、知人の紹介、商工会議所などが入口になります。安さだけで選ぶと、必要なアドバイスが受けられず結局割高になることもあるため、合計費用と対応の質のバランスで判断してください。
よくある質問
確定申告だけを税理士に頼むことはできますか。
できます。毎月の顧問契約を結ばず、確定申告のみを単発で依頼する「スポット依頼」が一般的です。費用は内容の複雑さによりますが、個人事業主で7万〜15万円程度が一つの目安です。帳簿が整っているほど安くなる傾向があります。
会計ソフトを使えば税理士はいらないのでしょうか。
事業がシンプルで取引件数も多くなければ、クラウド会計ソフトで確定申告まで自力で完結できる方は多いです。一方、法人化、消費税、税務調査、相続などが絡むと専門判断が必要になり、税理士に頼んだ方が安心で結果的に得になることもあります。まずソフトを試し、難しさを感じたら相談する、という順番が現実的です。
顧問料を安く抑えるコツはありますか。
記帳を自分で行う(記帳代行を外す)、訪問をオンライン面談中心にする、必要なサービスだけに絞る、といった工夫で費用は下げられます。ただし安さを優先しすぎて必要なアドバイスを削ると本末転倒です。年間の合計費用と受けられるサポートの中身を見て判断しましょう。
料金はいつ確認すればよいですか。
契約前に必ず見積もりを取り、月額に何が含まれるか、決算料や記帳代行は別かを書面で確認してください。税理士報酬に公的な基準はなく事務所ごとに異なるため、口頭だけで進めると後で「思ったより高い」となりがちです。
まとめ
- 税理士の費用は「顧問契約」「スポット依頼」「記帳代行」の3つの形で考えると整理しやすい。
- 目安は顧問料が個人で月1万〜3万円、法人で月3万〜5万円、確定申告のスポットは7万〜15万円程度(あくまで目安で、事務所により異なる)。
- 費用は売上規模・記帳の有無・訪問頻度で変わり、自分でやる範囲を増やすほど抑えられる。
- 法人化・消費税・税務調査などが絡むなら税理士、シンプルな個人事業ならクラウド会計ソフトで自力、という線引きが基本。
- 探すときは同条件で複数見積もりを取り、合計費用と対応の質のバランスで選ぶ。料金や制度の詳細は必ず専門家へ確認を。
この記事で紹介したサービス
※本記事はアフィリエイト広告を含みます
無料トライアルや資料請求ができるサービスです。詳しい料金・機能は各公式サイトでご確認ください。
- freee会計
簿記の知識が浅くても使いやすい、質問形式の入力とUIが特徴のクラウド会計。
- マネーフォワード クラウド会計
従来の会計実務に近い操作感と、豊富な外部連携が強みのクラウド会計。
経理コンパス編集部
業務系SaaS(会計・勤怠・CRM)の利用・導入支援の経験/不動産業界での実務経験
中小企業の経理・バックオフィス担当者が、本当に自社に合うクラウドソフトを選べるように。公式情報と実際の使用感、そして制度(インボイス・電子帳簿保存法)への対応状況を、できるだけ中立に整理して発信しています。
※本記事は各サービスの公式情報および公的機関の公表資料をもとに作成しています。
※アフィリエイト広告を含みますが、掲載順位や評価は当サイト独自の基準で行っています。
※掲載している料金・機能は2026年6月19日時点の情報です。最新の内容は各公式サイトをご確認ください。