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無料で使える請求書作成ソフトおすすめ比較|Misocaなどの実力は?

更新:2026年6月10日6分で読めます請求書発行ソフト

無料で請求書を作りたいと考えたとき、選択肢は大きく二つあります。表計算ソフトやテンプレートで自作する方法と、専用の請求書作成ソフトの無料プランを使う方法です。結論から言えば、発行件数が少なく内容もシンプルなうちは自作でも十分ですが、適格請求書(インボイス。仕入税額控除のために必要な記載要件を満たした請求書)への対応や送付・保存の手間まで考えると、無料の専用ソフトを早めに使い始めるほうが結果的に楽になるケースが多いです。本記事では、Misocaなどの無料プランを中心に、それぞれの実力と向き不向きを中立的に整理します。

本記事は2026年6月時点の公開情報をもとにした一般的な内容です。料金・無料枠・機能は改定されることがあるため、利用前に必ず各社公式サイトで最新情報をご確認ください。税務上の判断が必要な場合は税理士などの専門家にご相談ください。

無料で請求書を作る2つの方法

無料で請求書を用意する方法は、おおまかに「自作する」か「専用ソフトの無料プランを使う」かに分かれます。どちらが正解ということはなく、発行件数や事業の状況によって向き不向きが変わります。まずは両者の違いを表で整理します。

方法主な手段向いている状況
自作する表計算ソフト、文書作成ソフト、無料テンプレートの配布サイト発行が月に数件程度、書式が固定でよい、コストを最優先したい
専用ソフトの無料プランMisoca、freee、マネーフォワード クラウド請求書 などのクラウドサービス体裁を自動で整えたい、送付や保存も一括で管理したい、将来的に会計連携も視野に入れたい

自作の最大の利点は、完全に無料で始められ、手元のソフトだけで完結する手軽さです。一方で、計算式の崩れや消費税の端数処理のミス、書式の管理が属人化しやすいといった弱点があります。専用ソフトは無料プランでも書式が自動で整い、入力の手間が減りますが、後述するように無料枠には件数や機能の上限が設けられている場合があります。

専用ソフトを使うメリット

専用の請求書作成ソフトには、自作にはない利点がいくつもあります。単に「見た目がきれい」というだけでなく、制度対応や業務全体の効率化につながる点が大きな違いです。

第一に、テンプレートで体裁が自動的に整います。会社名や取引先、品目を入力すれば、レイアウトや合計計算をソフトが処理してくれるため、毎回ゼロから作る必要がありません。第二に、適格請求書(インボイス)の記載要件に対応しやすいことが挙げられます。インボイス制度では、登録番号や適用税率、税率ごとに区分した消費税額などの記載が求められます。制度の詳細は国税庁の案内が一次情報として参考になりますが、専用ソフトは必要な記載欄があらかじめ用意されていることが多く、記載漏れを防ぎやすいのが利点です。

第三に、作成した請求書をそのままメールやリンクで送付でき、発行状況や入金管理まで一元化できます。第四に、電子帳簿保存法(電子取引のデータを一定の要件で保存することを求める法律)に沿った形での保存に対応しやすい点も見逃せません。紙やばらばらのファイルで管理するよりも、検索や保存の要件を満たしやすくなります。さらに、同じ会社の会計ソフトと連携すれば、売上データの二重入力を減らせる場合もあります。

なお、自社にとって請求書ソフトと会計ソフトのどちらを優先すべきか迷う場合は、当サイト「経理コンパス」の無料診断を使うと、事業規模や発行件数の目安から自社に合いそうなソフトの方向性を確認できます。判断の出発点として活用してみてください。

無料プランで使える請求書ソフトを比較

ここでは、無料プランを用意している代表的な請求書作成ソフトを中立的に整理します。いずれも無料で始められますが、無料枠の考え方やできること、制限の有無はサービスごとに異なります。具体的な発行件数の上限や料金は改定されることがあるため、必ず各社公式サイトでご確認ください。

サービス位置づけ無料プランでできることの一般的な傾向注意したい点
Misoca請求書の作成・送付に特化したクラウドサービス請求書や見積書、納品書の作成、送付、テンプレート利用無料枠に発行件数などの上限が設けられている場合があり、件数が増えると有料プランの検討が必要になることがある
freee会計を中心とした統合的なサービス請求書作成と会計データの連携を一体で扱える傾向無料で使える範囲はプラン構成により異なり、本格利用では有料前提となる場合がある
マネーフォワード クラウド請求書請求業務向けのクラウドサービス請求書の作成・管理、同社の他サービスとの連携無料で試せる範囲や期間に条件がある場合があり、継続利用には有料プランが必要なことがある

このうちMisocaは、請求書まわりの作業に絞ってシンプルに使いたい人から評判を集めているサービスです。見積書から請求書、納品書への変換がスムーズで、操作がわかりやすいという声がよく聞かれます。ただし、無料で使える範囲には発行件数や一部機能の上限が設定されている場合があり、毎月多くの請求書を発行する事業者では早い段階で上限に達することも考えられます。Misocaに限らず、無料プランはあくまで「小規模からの入り口」と捉え、事業の伸びに応じて見直す前提で選ぶのが現実的です。

特定の一社を過度に持ち上げる必要はありません。請求書の発行だけで完結させたいのか、会計まで含めて一気通貫で管理したいのかによって、最適なサービスは変わります。まずは無料で複数を試し、自社の業務フローに馴染むものを選ぶとよいでしょう。

無料プランの注意点と有料を検討するタイミング

無料プランは魅力的ですが、いくつか押さえておくべき注意点があります。これらを理解したうえで使えば、後から「思っていたのと違った」という事態を避けられます。

  • 発行件数の制限:無料枠では月あたりや年あたりの発行件数に上限がある場合があります。上限を超えると追加発行ができなかったり、有料プランへの移行を促されたりすることがあります。
  • 機能の制限:自動送付、定期請求、ユーザー追加、データの保存期間といった一部機能が、無料プランでは使えない、または制限されることがあります。
  • サポート範囲:無料プランでは、チャットや電話などの手厚いサポートが対象外となる場合があります。トラブル時に自力で解決する必要が出てくることもあります。

有料プランや会計ソフト連携を検討すべきタイミングの目安は、次のようなときです。請求書の発行件数が無料枠の上限に近づいてきたとき、定期請求や複数人での作業が必要になったとき、そして請求から会計・確定申告までを一つの流れで効率化したくなったときです。事業が軌道に乗り、経理に割く時間を減らしたいと感じ始めたら、有料プランへの移行はコストではなく投資と考えてよい段階に入っています。

どんな人に無料ソフトが向くか

最後に、無料ソフトと有料プランのどちらを選ぶべきか、タイプ別に整理します。自分がどこに当てはまるかを確認する目安にしてください。

タイプ状況の例おすすめの方向性
無料ソフトが向く人開業まもない、請求書の発行が月に数件、まずはコストをかけず試したい専用ソフトの無料プランで始め、書式と操作に慣れる
自作でも足りる人取引先が固定で書式も変わらない、発行が極めて少ないテンプレートや表計算で自作し、必要に応じてソフトへ移行
有料を検討すべき人発行件数が多い、定期請求がある、会計まで一元化したい、複数人で運用する有料プランや会計ソフト連携で業務全体を効率化する

大切なのは、最初から完璧なソフトを選ぼうとしないことです。無料プランで実際の使い心地を確かめ、事業の成長に合わせて見直していく姿勢のほうが、結果的に自社に合った環境にたどり着きやすくなります。

まずは無料プランで、請求書作成がどれだけ楽になるか試してみてください。

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まとめ

  • 無料で請求書を作る方法は「自作」と「専用ソフトの無料プラン」の二つがあり、発行件数や事業の状況で向き不向きが分かれる。
  • 専用ソフトは体裁が整い、適格請求書(インボイス)の記載要件への対応や送付・保存・会計連携がしやすい点が大きな利点。
  • Misocaをはじめとする無料プランは小規模からの入り口として有効だが、発行件数や機能に上限がある場合があるため、最新の無料枠は各社公式サイトで必ず確認する。
  • 発行件数の増加、定期請求や複数人運用、会計までの一元化が必要になったら、有料プランや会計ソフト連携を検討するタイミング。
  • まずは無料で複数を試し、自社の業務フローに馴染むものを選ぶのが、無理なく続けられる現実的な進め方。

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無料トライアルや資料請求ができるサービスです。詳しい料金・機能は各公式サイトでご確認ください。

経理コンパス編集部

業務系SaaS(会計・勤怠・CRM)の利用・導入支援の経験/不動産業界での実務経験

中小企業の経理・バックオフィス担当者が、本当に自社に合うクラウドソフトを選べるように。公式情報と実際の使用感、そして制度(インボイス・電子帳簿保存法)への対応状況を、できるだけ中立に整理して発信しています。

※本記事は各サービスの公式情報および公的機関の公表資料をもとに作成しています。

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